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≪トップインタビュー②≫ □ ライブ、編集、送出までトータルの4Kテクノロジーを提案 ~ミランダ社との統合も進み、世界規模で大型案件の受注も~ グラスバレー バイスプレジデント APACセールス Andrew Thornton氏 グラスバレー㈱ 代表取締役 北山二郎氏 ストラテジックマーケティングエディティングシステムズVP 竹内克志氏 |
グラスバレー㈱は、InterBEE2014に《FUTURE-READY》をテーマに、ベルデングループの一員としてミランダと統合した新生グラスバレーとして、ファイルベースプロダクションとライブプロダクション分野で、カメラ、スイッチャー、編集、リプレイを中心に、ルーティングスイッチャーやマルチビューワーなどのインフラストラクチャーまで、4K対応製品群を軸としたEnd-to-Endのトータルソリューションを展示した。 |
≪トップインタビュー③≫ □ 6K高解像度シネマからスチル、さらにライブ分野へ用途を拡大 ~ライブモジュールで6K RAW収録と4K、HDの同時出力を実現~ 米国レッド・デジタル・シネマ社 Michael Rintoul氏 |
米国レッド・デジタル・シネマ社は、InterBEE 2014で、NAB2014で発表した“RED EPIC DRAGON”と“RED 4Kブロードキャストモジュール”を組み合わせて、ライブ4K映像のリアルタイムストリーミングのデモを、日本で初披露した。今までREDは、デジタルシネマの領域、そしてコマーシャル写真の領域で活躍していたが、今回の4Kブロードキャストモジュールの登場により、放送分野へ進出することとなった。 InterBEEでは、“REDLINK
Bridge”を通じてPROTECKのリモートコントロール装置を使用して、カメラコントロールに加えて、レンズのフォーカスやアイリス、ズームのコントロールを披露した。 |
≪トップインタビュー④≫ □ 最先端のHDD技術を投入し4Kワークフローの効率化を支援 ~ダイレクトアタッチで収録から編集のワークフロー提案~ 米国HGST Gテクノロジー社 バイスプレジデント マイク・ウイリアム氏 市場開拓チーム責任者 ボビー・ボンバルディ氏 |
HGSTは、NAB2014でG-Technologyの新製品として『G-RAID Studio』と『G-SPEED Studio』のStudio製品シリーズおよびEvolutionシリーズに新ドライブモジュールとしてG-DRIVE『evSSD』と『ev 500GB』を発表した。Studioシリーズは、新型のMacProに合わせた洗練されたブラックのケーズデザインを採用し、多様なRAID構成、リムーバブルなエンタープライズクラスの毎分7200回転のHDD |
□ 関西テレビ、24時間地震収録システムを開発 ~動きベクトルを応用、地震発生時の映像を自動切り出し~ 関西テレビ放送 報道局報道映像部 部次長 野上隆司氏 主事 片野正徳氏/主任 小池中氏 |
関西テレビ放送(以下KTV)は、『動きベクトルを応用した地震発生時の映像を自動切り出しする24時間地震収録システム』を開発。平成26年日本民間放送連盟賞では、技術部門で最優秀賞を、一般社団法人日本映画テレビ技術協会によるMPTE AWARDS 2014では、第67回技術開発賞を受賞した。 |
関西テレビ、FPUを利用したファイル伝送実験に成功 ~伝送路のファイル化で、放送局システムの全面ファイルベース化実現へ~ 関西テレビ放送 放送技術局技術推進部兼報道技術部専任部次長 栗山和久氏 |
関西テレビ放送は、FPU(地上マイクロ波伝送装置)を利用したファイル伝送実験に成功、その成果を2014年8月31日に開催した「KTVテクニカルフェア2014」で発表した。 |
□ テレビ埼玉、放送施設のトータルファイルベース化が完成 ~取材から編集、送出、アーカイブまで、サブと中継車の設備更新も~ テレビ埼玉 技術局長 河上 利文氏 |
テレビ埼玉は、取材から編集、送出、アーカイブに至るまでの放送局設備のすべての全面ファイルベース化を行った。これは、2007年に導入したファイル共有のノンリニア編集システムが7年を経過し、更新期を迎え編集システムとサーバーを更新しなければならなくなり、この更新を機に本格的ファイルベース化に着手したもので、報道、制作、スポーツの取材システムおよび編集システム、スタジオサブの送り出しシステム、そして素材・プロジェクトや報道制作一本化のアーカイブ、さらにBD(ブルーレイディスク)によるライブラリーシステム等、すべての設備に及んでいる。システムは昨年(2014年)3月に導入しカットオーバー、その後各部のブラッシュアップを行い、本格的運用を開始している。また、ファイルベースシステムの導入と並行して、第一スタジオのサブ設備と中継車の設備の更新も行った。以下に、今回導入のシステムの概要を紹介したい。 |