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MBS・毎日放送は、本誌別項の通り、本館(M館)に隣接する敷地に新館(B館)を完成し4月4日グランドオープンした。新館は免震構造の、地上15階・地下1階で、全く同じスタイルのA/B2つの大型スタジオに加え1階には中継車の車庫を備え、茶屋町の本社とUSJと千里丘に分散していたスタジオ、中継車施設を本社に集約することができた。 完成した新社屋のスタジオ設備を中心に、全体について技術局制作技術センター長の上野修嗣氏に、スタジオの映像システムについて同センター副部長兼技術計画推進部の上原英昭氏、同マネージャー映像担当の山田耕児氏に、テロップおよびバーチャル/CGシステムについて同センターマネージャー ポスプロ・CG・ニュースシステム担当の田原照久氏、同担当の立石正治氏、同センターポスプロデスク兼技術計画推進部の杉野輝雄氏、音声関係を同センター大谷紗代氏、照明関係を同センター照明担当の吉田和之氏にお話を伺った。 |
東南アジアで行われる国際規模の放送機器展 |
IMAGICAは、マレーシア政府が開発を進めているマレーシア・ジョホール州イスカンダル開発地域に、現地法人『Imagica International Asia Sdn.Bhd.』を設立し、子会社を通じて、マレーシア国営投資会社『カザナナショナル』(Khazanah Nasional Berhad)が運営する特別目的事業体『Candelon』(Candelon Ventures Sdn.Bhd.)との合弁会社『Imagica
SEA』(Imagica South East Asia Sdn. Bhd. )を設立し、同社初の海外でのポストプロダクション業務をスタートする。 |
パナソニック㈱は、幅広い業界でのフルHD映像の収録とブルーレイディスク(BD)での保管・配布のニーズに応えるため、業界で初めてHD-SDIとHDMIの入出力に対応したブルーレイ搭載の業務用デジタル入力レコーダー『DMR-T4000R』を昨年6月に発売した。そして、この度、様々なユーザーの要望に応えて、DMR-T4000Rで収録した映像やMP4へ変換した映像をネットワーク経由でPCに取り込むことが可能になるダウンロード機能や、NTPサーバーへの接続による自動時刻合わせのネットワーク機能を追加した。 同システムの開発の経緯、今後の展開等、パナソニック㈱アプライアンス社ホームエンターテインメント事業部新規事業推進グループチームリーダーの竹田裕一氏と國平宰司氏、パナソニックシステムネットワークス㈱AVCグループイメージング・新規事業推進チームの山本裕氏にお話を伺った。 |