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月刊放送ジャーナル バックナンバー


2014年8月号 

第1特集 関西・大阪エリア2014

□  地域とともに、CSR・社会貢献活動活発化 
     ~関西エリアのラジオ・テレビ1年の主要動向~編 集 部

□  58年ぶり拠点集結、MBSがグランドオープン 
     ~まちのプラザ目指し次のステップへ~ 
  株式会社毎日放送 代表取締役社長 河内一友氏 

《時局インタビュー》
 
□  MBS新館、効率化図った双子スタジオで生放送等フル稼働 
     ~収録素材はサーバーで一元化収録しポストプロでオンライン編集等~ 

                    毎日放送技術局制作技術センター長 上野修嗣氏  


 MBS・毎日放送は、本誌別項の通り、本館(M館)に隣接する敷地に新館(B館)を完成し44日グランドオープンした。新館は免震構造の、地上15階・地下1階で、全く同じスタイルのA/B2つの大型スタジオに加え1階には中継車の車庫を備え、茶屋町の本社とUSJと千里丘に分散していたスタジオ、中継車施設を本社に集約することができた。
 完成した新社屋のスタジオ設備を中心に、全体について技術局制作技術センター長の上野修嗣氏に、スタジオの映像システムについて同センター副部長兼技術計画推進部の上原英昭氏、同マネージャー映像担当の山田耕児氏に、テロップおよびバーチャル/CGシステムについて同センターマネージャー ポスプロ・CG・ニュースシステム担当の田原照久氏、同担当の立石正治氏、同センターポスプロデスク兼技術計画推進部の杉野輝雄氏、音声関係を同センター大谷紗代氏、照明関係を同センター照明担当の吉田和之氏にお話を伺った。



□  “新”地域情報番組『関西TODAY』スタート 
     ~J:COMウエストの挑戦~ ------------------編集企画部
                                          


 
   
第2特集 放送デジタル化に動きだしたアジアの放送局(前編)                                           

《現地取材リポート》

 
□  東南アジアのハブ シンガポールで開催された放送機器展 
     ~HD化、ファイルベース化に向かって最新機器が集結~  編集企画部



東南アジアで行われる国際規模の放送機器展Broadcast Asia 2014』が、617日から20日の4日間、シンガポールの新たなランドマークとして注目されているマリーナ·ベイ·サンズのコンベンションセンターで開催された。東南アジア地域では、テレビ放送のアナログからデジタルへの移行が2015年に本格化するのを目前に、放送設備への投資が活発に行なわれており、Broadcast Asia 2014』には、世界87以上の国/地域から昨年の来場者を8.1%も上回る17,596人が参加した。この内、海外からの参加者は入場者全体の59.4%にあたる13,128名で、まさに国際都市シンガポールを象徴する放送機器展と言える。一方、展示会には、世界42カ国/地域から668社の出展者が4K/UHD、放送オートメーション/プレイアウト、コンテンツセキュリティ、デジタルメディア資産管理、マルチスクリーンストリーミング等の最新技術を出展した。



《現地インタビュー》
 □  成長するアジア市場を睨みアジア最大のポストプロを建設 
     ~IMAGICA、マレーシア・ジョホール地区に初の海外拠点~


        Imagica South East Asia Sdn.Bhd.Chief Operating Offcer 冨里幸太郎氏 


IMAGICAは、マレーシア政府が開発を進めているマレーシア・ジョホール州イスカンダル開発地域に、現地法人『Imagica International Asia Sdn.Bhd.』を設立し、子会社を通じて、マレーシア国営投資会社『カザナナショナル』(Khazanah Nasional Berhad)が運営する特別目的事業体『Candelon』(Candelon Ventures Sdn.Bhd.)との合弁会社『Imagica SEA』(Imagica South East Asia Sdn. Bhd. )を設立し、同社初の海外でのポストプロダクション業務をスタートする。
 同社の海外進出に至る経緯、事業の概要、今後の展開等について、Imagica South East Asia Chief Operating Officerの冨里幸太郎氏にお話をお聞きした。同氏は、ブロードキャストアジア開催期間3日目の619日に行われたクリエイティブ・コンテンツ・プロダクションコンファレンスで、マレーシアでの事業計画および4Kコンテンツの制作ワークフローの講演をされ、講演後に時間を作っていただきインタビューに応じていただいた。 





 
□  HD-SDI/HDMI入出力備えた業務用BD/HDDレコーダにネット機能追加 
        ~本社と支局でのコンテンツ伝送やコンテンツ配布に威力発揮~


    パナソニック㈱アプライアンス社ホームエンターテインメント事業部
             新規事業推進グループチームリーダー 竹田裕一氏/國平宰司氏
    パナソニックシステムネットワークス㈱システムソリューションズジャパンカンパニー
          商品マーケティングセンターAVCグループイメージング・新規事業推進チーム 山本 裕氏 


 パナソニック㈱は、幅広い業界でのフルHD映像の収録とブルーレイディスク(BD)での保管・配布のニーズに応えるため、業界で初めてHD-SDIHDMIの入出力に対応したブルーレイ搭載の業務用デジタル入力レコーダー『DMR-T4000R』を昨年6月に発売した。そして、この度、様々なユーザーの要望に応えて、DMR-T4000Rで収録した映像やMP4へ変換した映像をネットワーク経由でPCに取り込むことが可能になるダウンロード機能や、NTPサーバーへの接続による自動時刻合わせのネットワーク機能を追加した。
 同システムの開発の経緯、今後の展開等、パナソニック㈱アプライアンス社ホームエンターテインメント事業部新規事業推進グループチームリーダーの竹田裕一氏と國平宰司氏、パナソニックシステムネットワークス㈱AVCグループイメージング・新規事業推進チームの山本裕氏にお話を伺った。



 
2014年 民放38社・新社長プロフィール

《潮流》▷ 初の業界横断的な海賊版対策がスタート~日本のマンガ・アニメ正規版リンク集▷ 衛星セーフティネット来年3月末で終了~完全地デジ化の国家的事業ようやく終結 
《Contents Topics》
 □  J-LOP主催、国別市場開拓セミナー ~シリーズ第1回目はインドネシアの企業連携事例~ 
《MIPCOM 2014 Preview》
 □  勢い増すメキシコにフォーカス~コンテンツのグローバル化を追求~ 
 □  0pen Innovation ~変革へ向けて~「ケーブルコンベンション 2014」&「ケーブル技術ショー 2014」開催~ 
 □  第40回「日本ケーブルテレビ大賞」番組アワード開催 総務大臣賞は秋田ケーブルテレビが受賞~ 
 □ 連 載 /  変貌する世界のメディア  <406>
     欧米の放送・通信メディア・バトル ----------------片方 善治
 □ 連 載 /  クローズアップ!地域発信番組  <第160回>
     新鮮で感動を呼ぶ“地域発ドラマ” NHK高松局の快作『さぬきうどん融資課』~-鈴木 典之
 □ 連 載 /  地デジ本格稼働~放送と通信の連携に向けた時代<第82回> 
     スマートテレビの現状認識 --------------------西   正 
オフビートな足音〔89〕 リビングで聞ける3次元音響~8Kテレビに内蔵された22.2chスピーカー~ 
 CATV北から南から「わが町わがテレビ」/ニューススポット/ビデオトピックス/新製品紹介/編集局… etc

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