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テレテック、HD大型中継車HD109。広い作業空間確保、カメラ標準10台搭載



 潟eレテックは、HD大型中継車【HD−109】を6月末に完成させ、7月上旬より運用を開始する。新中継車は、テレテックの主力中継車と位置づけ、ゴルフ中継、サッカー中継、野球中継等の大規模作業を行っていく。
 新HD大型中継車【HD−109】は、自社製作ならではの強みを生かし、あらゆる番組制作に柔軟に対応が可能で、居住性も重視して設計し、作業性を重視したVE・機材スペースを実現するなど広い作業空間を確保。カメラは標準10台で最大14台搭載可能、スィッチャーは48入力、コントロールパネルは32釦3ME(サブ28釦2ME)。制作スペースは、3列(前卓3名、2列5名、3列3名)確保し、3列目は、追加機材スペースとして使用可能。また、SW前モニターは、42台ソースモニターと3台のラインモニターを装備している。
 新中継車の概要は、車両が三菱ふそう製で全長10・5m/全幅2・49m(室内幅:2・29m)/全高3・65m(室内高:2・06m)。発々は単相100V60Hz50kVA。スイッチャーは池上通信機のHSS−3000(48入力/3ME/32釦)・サブスイッチャー(2ME/24釦)。DVEが3D 1ch/2D 1ch(各ME)。DSK=4ch。スロースイッチャー10ch。ルーティングスイッチャーが池上通信機製マルチSDI・112×80。カメラは池上通信機のHDK−79シリーズ (790D、790E、79D、79E、79EX、79EXV)を使用(CCU:10台常設、14台まで増設可能)。レンズは、キャノンのMJ−100、MJ−86、MJ−25、HJ−21、HJ−11、フジノンのXA−101、XA−87、HA−22、HA−13をオーダーに応じて搭載。VTRはソニーの、HDW−M2000、HDW−1800を搭載。ハードディスクレコーダーは、EVS社のXT、XT2、DoremiのMCS−HDサーバーオーダーに応じて搭載。インカムはRTS社のCrorus64。
▽潟eレテック=TEL03−6403−0561(代表)