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ローランド、A&V新製品発表会開催。F−1、V−8、P−10等の新製品で

 ローランド鰍ヘ6月17日、東京・北青山のTEPIAホールにおいて同社の業務用映像・音声機器の新製品を中心とした『ローランド・オーディオ&ビジュアル新製品発表会』を開催、400名を超える参加者があった。また、12日に開催された大阪会場も約200名が参加した。同発表会は、3つのテーマのセミナーと製品展示会で構成。展示製品としては、セミナーのテーマともなっている新製品として、ハイビジョン収録・編集をスマートなワークフローで実現したビデオフィールドレコーダー『F−1』。PC−RGBのダイレクト入力も可能で、8入力3出力を実現し多彩なエフェクトを搭載した8チャンネルビデオミキサー『V−8』。パッドを叩くだけで動画や静止画のスライドショーを簡単かつ瞬時に再生できるビジュアルプレゼンター『P−10』、高音質24ビット192kHzをSD、SDHCカードに記録する4chポータブルレコーダー『R−44』。24ビット96kHzのリニアPCM録音やアナログリミッター回路の対応を図ったWAVE/MP3レコーダー『R−09HR』。さらに、ステージからFOHに至る伝送まで完全にデジタル化する『REACドライブキット』。HDに対応した映像プレゼンター『PR−1000HD』のバージョンアップ等を披露した。
 ビデオフィールドレコーダーF−1をテーマにした『HDを録る/編集する』で講師の小寺信良氏は『F−1はVTRのカムコーダーと組み合わせて、収録の二重化、長時間撮影、現場でPCへのバックアップ、フィールド編集等を実現でき、カムコーダーのテープレス化によりノンリニアのワークフローへ乗せることができる。また、ネットワークコントロール機能により、設定や操作状況を離れた場所からモニターできたり、最大4台の同時録画制御や、収録した素材のファイル伝送が可能となる。ブラウザ、エディタ、ネットワークコントローラ等のソフトが付属する。』等説明し。これらの機能を実際にデモした。続いて8チャンネルビデオミキサー『V−8』、ビジュアルプレゼンター『P−10』をテーマにした『ライブ映像演出/収録の基礎知識』で近藤洋史氏は、V−8とP−10を使用し、生カメラを使用した演出/収録からDVD制作までのワークフローを説明し、ステージ上で実演した。また、同社RSG営業部の畠中氏は『ポータブルレコーダーとライブレコーディングの現在』と題する講演で、テレビ朝日映像の導入事例等を紹介しながら、新製品のワークフローを説明した。
▽ローランドRSG営業部=TEL03−3251−5071。