ソニー、国内16社からXDCAM HD受注、MXFファイルやITとの親和性評価
ソニー鰍ヘ、今年5月までに国内の放送局16社からXDCAM HDを受注したと発表した。03年に発売を開始したXDCAMは、記録メディアに青紫色レーザー技術を使用したプロフェッショナルディスクを採用しディスクならではの操作性を実現。06年には、HD対応のXDCAM HDを発売し、今年4月には4:2:2サンプリングに対応したXDCAM HD422シリーズが登場した。
採用各社には、映像・音声をプロフェッショナルディスクにMXFファイル形式で記録する点やIT技術との親和性が高く、ネットワークやサーバーとの連携がスムーズに行える点などXDCAM HDならではの特長が評価された。主な納入先は次の通り。
▽沖縄テレビ放送梶@▽滑阜放送 ▽鰍ウくらんぼテレビジョン▽鞄喧k新社 ▽叶V潟テレビ二十一 ▽潟tジテレビジョン
▽山形放送梶@▽且ュ児島讀賣テレビ ▽葛、同テレビジョン
▽叶蜻苺送 ▽長崎文化放送梶@▽兜沒中央テレビ ▽北海道文化放送
☆ 日本テレビにはSonapsを納入へ
また、同社はこのほど、日本テレビにノンリニアサーバーシステムとして『Sonaps(ソナプス)”を納入すると発表した。“Sonaps”は、ソニーと中国のソーベイ社(Sobey
Digital Technology Co. Ltd. )が共同開発したシステムで、収録から編集・送出・アーカイブまで一貫した制作環境を実現するもの。
ソニーでは、プロフェッショナルディスクシステムXDCAMシリーズとネットワーク報道制作システムSonapsを通じて、HD化・テープレス化が進む映像制作現場に向けて効率的なワークフローを提供していく。
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